遷移表完成
なんとか、3文字同時打鍵と親指シフトの同時打鍵を全て組み合わせた遷移表が完成し、一通り動くようになりました。
NICOLA規格の状態遷移表は、5状態×5トリガーだったのですが、これを紅皿では6状態6トリガーに拡張していました。
状態は、親指キーオン文字キーオンの後、親指キーがオフされた状態を追加して、親指キーと文字キーのアルペジオ状態を容認するようにしました。トリガーは、文字キーオフと親指キーオフを明示的に区別しました。
3文字の同時打鍵を考慮すると、更に以下の2状態が追加されます。
(S7) 文字キー2オン状態・・・2つのキーがオンされている状態です。
(S8) 文字キー2オン1オフ状態・・・2つのキーがオンされたのち、第1キーがオフされた状態です。
これら(S7) (S8)状態への遷移を定義し、更に各状態における初期化、文字キーオン、親指キーオン、文字キーオフ、親指キーオフ、タイムアウトを定義していました。
なお、3文字が打鍵されると、すぐさま3文字の同時打鍵パターンを出力するため、3文字がオンされている状態は定義不要としました。